執筆者は現時点でPS5版をトロコン、常夜の王エデレは実装中の守護者以外の7キャラ、常夜の王フルゴールは全8キャラクターで撃破しています
それなりにやり込んでいると思いますので、参考にしていただけるとうれしく思います
エルデンリグ・ナイトレインについては、フロムソフトウェアのガイドラインが、自分自身がプレイしてゲーム機の機能で撮影した内容については基本的に使用して大丈夫とのことなので、基本的なガイドラインは問題ありません
ただし、ガイドラインで動画や画像を使用した場合、直接的な金銭のやり取りを発生させるのは禁止されているので、この記事を呼んでの寄付はご遠慮ください。ガイドラインの禁止事項に該当します
大盾で味方を守るタンク型

守護者は、近接よりのキャラとしては攻撃力にはやや欠ける。信仰こそ近接キャラではやや高めなので、簡単な祈祷なら遠距離の攻撃手段に使ってもいいが、祈祷主体では戦いにくい
スタミナこそ伸びがいいが、筋力と技量があまり高くないため、総合火力ではやはり勝負にならない。耐久力の高さと大盾を初期で装備している点を活かして立ち回りたい
追憶で手に入る遺物はやや高性能で、特にアーツによる味方を回復する能力は、攻撃面ではやや貧弱さが目立つが、味方の蘇生と回復を兼ね備えた攻撃手段と考えると決して悪くはない
直接的な攻撃面はやや劣るが、スキルによる攻撃性能はそれなりに高い。無頼漢や追跡者がやや攻撃範囲で劣るのに対し、守護者は攻撃範囲が広く雑魚に対しての攻撃性能は決して悪くはない
実装初期はスキルの攻撃時間延長は視認性が悪かったが、それも今は改善されており、雑魚への攻撃手段としてはかなり高性能
ただし、攻撃時間延長をつけると雑魚敵でも吹き飛ばなくなる。とうぜん体制崩しの性能なども相応に低下しているので、一長一短ではある
とはいえ、元からボスなどへの攻撃力目的で使うスキルでもないので、雑魚への対策を考慮するならスキルの攻撃時間を伸ばした方が使いやすいだろう
初期武器の斧槍は、基本的には盾を左手に持って使うことが前提となる。盾を構えて使用出来る武器は、他には刺剣、重視剣、槍、大槍など
運良く強力な物が拾えたら別なのだが、そうでなければ斧槍をメインに使っていくのが安牌ではある。盾と併用が難しい武器は、特に理由がないならなおさらだ
そもそも、守護者はあまり極端に攻撃主体で立ち回って強いキャラクターではない
最初から大盾を持っていることもあり、ガードカウンターを主体に立ち回れるようになりたい
ただ、ガードカウンターを主力にしたい場合は大盾を強化したいところ。大盾の強度が足りないとスタミナの消費が激しくなってしまい攻撃どころではない
大盾は意外に入手の機会が少ないため、基本的には手持ちの大盾をそのまま使うことが多いことも念頭において行動したいところだ
スキルとアーツ

スキルのつむじ風は、スキルの効果時間延長がなければ敵を空中に浮かせることが可能
こちらは、効果時間を伸ばすより若干体制崩しの性能が高い
とはいえ、元々雑魚戦以外で攻撃力に期待出来るスキルではないので、特に理由もなくボス戦で使うのは危険が伴う
雑魚戦で使う場合は、スキルの効果時間延長で総合火力が伸びるので、基本的にはこちらをつけておきたい
他に優先したい遺物の効果がある場合は別だが……
正直、守護者はガードカウンター強化やスタミナの補強など、他の遺物効果によって補強したい要素も多いため、スキルの強化にあまりこだわり過ぎるのもよくない

アーツは、与えるダメージこそあまり大したことはないが、倒れた仲間を起こす能力が非常に高く設定されている
さらに遺物効果でアーツを強化した場合、長押ししている間は自身を含めた味方を回復することまで可能
ちなみに長押しは、追跡者とはことなり攻撃開始の前半ではなく、守護者が地面に衝突してからになる
攻撃面にはあまり期待出来ないが、味方の回復も念頭におけば非常に使い勝手が良い技となっている。総合的にはかなり強力なアーツといえるだろう
ただ、やはりダメージソースにするにはツライ性能をしていることは考慮しておく必要はある
序盤から中盤はともかく、終盤は攻撃手段としてはあまり機能しないアーツだということは念頭に置いておく必要はあるだろう
遺物の候補
基本的にはスタミナ関係の補強などがあると使いやすい。アビリティのハイガード自体も、そもそもジリジリとスタミナが減っていくので、スタミナの補強なしだとややピーキーな操作性になる
アビリティのハイガードによって、被ダメージの一部を跳ね返す、という遺物効果もかなり効果的な使い方が出来る場面はある
とはいえ、単純な攻撃手段としてはやや場面を選ぶ印象はある。相手との距離が少しでも離れてしまうと、遺物効果による攻撃範囲外扱いになる場合がある
どちらかというと、輝くのは味方の蘇生面である。倒れた味方を蘇生するのに、攻撃を行うのは危険が伴ってしまう
だが、ハイガードで防御をしつつ敵の攻撃を跳ね返して、味方への救助のための攻撃へ転用すると安全に味方を救助出来る
とはいえ、相手の攻撃頻度や物理以外の属性だとダメージが通るので、ぬくもり石なども併用する、相手の攻撃が来ないタイミングでは自分が味方に攻撃をするなど、工夫が必要だが
アーツによる味方の回復効果は、あれば味方としては蘇生後もしばらくはアーツの効果範囲で回復しながら戦えるために、かなり有用な遺物といえる
味方がそれに気付くかは別の問題なのが痛いところではあるが、自身の体力も回復出来るのもポイントではある
自分も倒されかねない場合は積極的に長押しを使用しよう
他の遺物効果としては、やはりガードカウンターの強化も安牌。追跡者などと異なり最初から大盾を所持しているので、基本的に盾を捨てない限りはガードカウンターは出来る
ガードカウンターは夜の王などのボスの場合、攻撃方法次第でやや困ることもあるが、基本的にはあらゆる相手にガードカウンターをしていくキャラクターではある
ガードカウンターは盾で防御したときにタイミングよく強攻撃を押せばいいが、それを溜めると攻撃までの距離を伸ばせる。攻撃までの時間もかかってしまうのでその辺の判断がやや難しいが
スキルの効果時間延長による攻撃性能強化は、雑魚を倒すのには便利だが、さすがに守護者自身の攻撃能力を補うには物足りない
とはいえ、守護者の斧槍はやや攻撃範囲が狭いので、それを考えると範囲攻撃が可能なスキルを強化するのも悪くはない
ただ、単純に相手の体制を崩す性能であれば斧槍装備時のタメ攻撃でつむじ風が出る、という遺物の方が効果が大きい
ボス相手でもある程度は攻撃性能を確保したいなら、こちらの方を使うのも手ではある
全体的に火力に難儀する部分があるキャラクターだが、味方も守護者自体には高い火力を期待してはいない
コンスタントに攻撃できれば十分なので、まずは防御と攻撃をしつつ長い間前線に留まれることが求められる
スタミナの補強はそれを手助け出来る要素なので、スタミナの補強は可能な限り行いたい
総評
正直練度が低いうちは、あまり高難易度の夜の王相手に戦うべきではないと思われる
そもそも回避性能が若干低めで、大盾による防御や盾を構えての攻撃に慣れていなければ、マトモに防御しながらの攻撃も出来ないことが考えられるからだ
アビリティのハイガードも、それなりに考えて使わないと攻撃が防御範囲外からきて防御が出来ていない、ということもありえる
明らかに他の近接キャラより敷居が高い。練度が高くなければ、キャラ特性を活かしきれない可能性の方が高くなってしまう
また、守護者自体は味方にいて邪魔だと思うことはないだろうが、正直味方の火力が十分でないなら、守護者がいくら頑張って味方を援護しても厳しい面もある
そういう意味でも、パーティメンバーをある程度見極めて使うかどうかを決める必要がある
追跡者や無頼漢はどんなパーティ構成でも腐りにくいが、守護者は明確に火力を出せる味方(代表的なのは隠者)がいなければ、少々味方全体の火力が不足することがある
味方のヘイトを引き受ければ、味方が高火力を叩き出せるという場面では相当輝くキャラクターではあるので、その辺りも考慮できれば相当頼もしいキャラクターになる