右足大腿部を骨折し、その経緯で病院でリハビリ指導を受けた経験から、リハビリの一環としてEMSベルトという商品を購入しました
意外に思うかもしれません。足の骨折のリハビリと、腹筋という言葉がどう結びつくのかと
しかし、実際にリハビリ指導を受けますと、腹筋や腹筋近くのインナーマッスルを鍛えるよう指導されます
理由は単純で、歩行を行う際にバランスを取るための筋肉が、腹筋近くのインナーマッスルであるため、腹筋などが衰えた状態ではうまくバランスが取れないのです
バランスが取れない状態で歩行したところで、そうそう歩けるようにはなりません
ただ、これ若くて普段から身体を鍛えている人ならともかく、高齢の方や普段あまり外に出ずに家事をしている女性の場合、リハビリとして腹筋周りを鍛える運動を続けるのは辛いと思います
あと、高齢者の方の場合はリハビリ以前に、歩行のさいに上手くバランスを維持しての歩行が難しくなってきた……と感じることはないでしょうか?
だからといって腹筋運動をするのも辛い、あるいは背筋などを痛めかねないなど、腹筋を鍛えるのは今までは容易ではありませんでした。
しかし、最近では電気による刺激で腹筋を動かす器具を、比較的リーズナブルな価格で購入することが出来るようになりました。
また、昔はジェル方式という方法が主流でしたが、このジェル式は電気による刺激で痛みを感じにくい反面、ジェルシートを使用するために手間がかかる、ジェルシートを交換しなければならない……といった問題点がありました。
しかし、最近はジェルシートを使用するのではなく、シリコンパッドなどを使用することで、ジェルシートを貼り付けたり交換したりといった手間や費用がかからない商品も増えて来ています
今回ご紹介する物は、私が実際購入して使用したこともある商品ですので、最低限の実用には耐えうる物であると自負しています
それでは、順番にご紹介していきましょう
- RELX EMSベルト
まず紹介するのは、RELX EMSベルトという商品です。
私が調べた時点でのAmazonでの最低価格は2900円、定価は大体3500円と比較的リーズナブルな価格が魅力の商品です
欠点があるとすれば、この商品は後述する商品と比べるとリーズナブルではありますが、シリコンパッドが薄いために皮膚と完全に密着させずらく、やや電気の刺激を感じやすいです
とはいえ、機能面では問題はありませんし、電気的刺激を受けるかどうかは個人差も大きいので、まずはEMSベルト自体を試して見たいという方には向いているのではないでしょうか
なお、この商品は固く絞ったタオルなどでシリコンパッドを拭いて、水分で肌との密着率を上げて下さいと注意書きに書いてあります。
これを守れば、電気のビリビリ感で痛くてしょうがない……というほどのことはまずないとは思います。
EMSは電気を流すことで腹筋を動かすことが出来るという商品です。
よくこの手の商品で、腹筋を鍛えて割れた腹筋を手にしよう……みたいな売り文句がありますが、正直その手の売り文句は少々大げさに思います。
とはいえ、電気刺激で腹筋が動いているのは感じられますので、腹筋の周囲のインナーマッスルをそれなりに鍛える、あるいは加齢によって腹筋運動を行うこと自体が辛くなってきた……という方が腹筋を健康面で必要十分な範囲まで鍛えるには有用だと思います。
- アルインコ(ALINCO) EMS ベルト
次の商品は、アルインコ(ALINCO) EMS ベルトという名称の商品になります。
私が調べた時点でのAmazon価格は6509円、定価では6980円で、前述の商品よりはやや高いといえます
しかし、この商品は特にオススメの商品でして、こちらのEMSベルトはシリコンパッドに厚みがあります。
もしかすると、中に電導式のジェルか何かが入っているのかもしれません
ともかく、重要なのは通常厚みがあまりなく肌に密着しにくかったシリコンパッドの弱点を、この商品はある程度シリコンパッドに厚みと柔らかさを持たせることで克服している……という点です
商品の説明にも、肌がチリチリする場合(電気による刺激を感じる場合)には、肌を水を含んだタオルなどで濡らして下さい、という記載がされています
つまり、人によっては水で肌を濡らさなくてもそのまま使用出来る! ということです
私の場合は流石に固く絞ったタオルなどで肌を濡らさないと、電気の刺激を感じることがありましたが……
とはいえ、RELXの商品と比べるとかなり電気的刺激を感じにくくなっています。
いかがでしたでしょうか? 現在のEMSベルトは進化してきており、前のようにジェルを使用したEMSベルト以外は実用に耐えない……ということはなくなってきています
以前ジェル式を使用していて、EMSベルトの使用が面倒になって利用を辞めた……という方もぜひこの機会に購入してみて下さい。
シリコンパッド式の進化に驚くとともに、ジェルシートに比べるとランニングコストも抑えられるために、腹筋をながらで鍛えることが楽になっていることを実感出来るかもしれません
Amazonのアソシエイトとして、雑食亭シムーンの雑記録は適格販売により収入を得ています。
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